インターネット通販楽天市場で買い物をする人が結構多いのではないでしょうか。楽天市場では書籍をはじめ、DVD、家電、PC、洋服と実に様々なものが買えます。なんでも揃っている印象が強いですよね。
実は楽天市場でも香典返しができるのはご存知ですか?香典返しと言うと、百貨店やネット通販でもギフトショップ専門店で行う人が多いと思いますが、楽天で行うと案外メリットが多いです。
今回は楽天市場で香典返しを行うメリットと同時にデメリットについて紹介していきます。今後は香典返しは百貨店、専門店、楽天市場となってもおかしくはありません。
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楽天市場で香典返しをするときメリット
楽天市場で香典返しをするイメージは、まだありません。むしろなぜ楽天で?香典返しはきっちり専門店でないと相手に失礼に思われるといった意見が多いのも事実です。昨年親戚の葬儀がありましたが、香典返しは高島屋のカタログギフトでした。
故人の年代が高齢だったのもあるのでまだまだ百貨店にはかなわないですし、そういったイメージが強いのも納得です。
しかし、楽天市場で香典返しをすると思ったよりも低予算で香典返しができるのが大きな特徴です。他にどのようなメリットがあるのか解説していきます。
割引があるので予算は半値で実質は香典の8割返しができる
1つ目のメリットは、楽天市場の香典返しは割引があるので低予算で香典の8割程度の返しができることです。
通常、香典返しはいただいた香典の半値を返します。1万円を香典に出したならお返しは5千円です。しかし、楽天市場で香典返しをすると、1万円のものは5千円の予算で8千円の品物を贈ることができます。
楽天市場で香典返しをする場合は、セールが行われていることが多く、常時20%程度の割引があるので低予算で用意し、相手には高級感をもたらすことができます。
半値返しなので、香典返しのカタログギフトに高級感を求めるのは筋違いですが、安いものだと欲しいものがないといった不満もあります。予算は低予算で少しでもいいものが相手に送れるなら、8割の香典返しだと若い人には喜ばれます。
楽天市場のポイントがつく
2つ目のメリットは、楽天市場のポイントがつくことです。楽天市場にはさまざまなお店がありますが、一番のメリットは楽天市場内で買うと楽天ポイントが付与されます。
香典返しで楽天市場を利用するときには、同一商品を複数買うのでポイントも大量につきます。また楽天はポイントが倍になったり会員のステータスによっては常時4倍といったポイントもたくさん付与される日もあるので、その日に利用するとポイントも通常の倍、4倍つくのでポイントが大量に手に入ります。
お支払いにクレジットカード払いが選べる
通常、香典返しを専門の百貨店やカタログギフトショップで行うと、香典返しは原則現金でのお支払いのみといったところが多いです。
特に百貨店でもインターネット通販で香典返しもできますが、やはり現金のみです。
しかし、楽天市場の場合は、お店にもよりますがクレジットカード払いが選択できるので、急な葬儀でどうしてもお金が出ないと言ったときでも安心できます。
挨拶状、のしもつく
楽天の香典返しは、もちろん香典返しに必要な挨拶状やのしもつけてくれます。ギフトショップによりますが、中には仏式、仏式(関西)、神式と地方や宗教にも対応しています。
挨拶状やのしは無料で作ってくれます。まさか楽天市場のギフト専門店でも無料でやってくれるなんて思っても見ませんでした。
金額が一定以上で送料無料になる
4つ目は、送料についてです。楽天のギフトショップでは、金額が一定以上で送料が無料になります。百貨店やギフトショップ経由では個数にかかわらず無料ですが、楽天市場では違います。
送料の一定額は、店によって違うので使用する際には送料無料の金額のチェックも必要です。一括配送する場合には楽天の使用を考慮にいれてもいいですね。
楽天市場で香典返しをするデメリット
続いては、楽天市場で香典返しをするデメリットです。一番のデメリットはセキュリティ面です。別途送付リストとメールで送信する必要があります。今どきメールで個人情報の提供はあまりしないので、万が一に第三者に漏れた時が大変です。他にもデメリットがあるので紹介していきます。
少数の場合は送料がかかる
1つ目のデメリットは、少数の場合送料がかかることです。最近では、家族葬といった極親しい人と親族だけでという形態になりつつあります。
昔のように、近所の人が亡くなったから通夜・告別式に参加することが減ってきています。楽天市場で送料無料のところがあればいいのですが、多くが一定金額を超えると送料無料となっているので、少数の場合は楽天市場での利用は予算をオーバーする可能性もあります。
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ショップ宛に別途メールで送る必要がある
2つ目のデメリットは、送付リフトの処遇についてです。楽天市場で香典返しをする場合は、楽天市場内のギフトショップへ行き、品物を選んで別途送付リストを送る必要があります。
残念なのは、楽天市場ではテキストを直接打ち込むフォームしかないので、送付リストを直接相手に送ることができないのです。
したがって、送付リストについてはメールで注文後に添付して送る必要があります。送付リストはショップで用意されているので楽天市場のショップ内からダウンロードします。
500円、1000円で返す場合は品物になることが多い
香典返しで香典の額が千円未満の場合、他のところでも言えますが、カタログギフトの選択ができません。となると、楽天市場のギフトショップで品物を選ぶことになります。
数百円から千円までのお返しを考えるときには、強制的に品物になります。品物は、タオルやお菓子セット、のり、スターバックス等のコーヒーとなります。
品物を選ぶ場合には、肉や酒以外の形に残らないものを送ることがベストとされています。
楽天市場で香典返しをするときの手順
では、実際に楽天市場で香典返しをするときのショップのオーダー方法について説明していきます。お店によって指示が違うので、複数注文の対応については必ず読んでおきましょう。
注文するときに送付リストありといった指示に従う
まず、注文するときには一般的に買い物かごを入れて決算しますが、複数注文の場合は、個数を先に入力して決算する方法と、ダウンロードしてから計算された個数を別途支払う方法とあります。
この部分はショップによって違います。前者の個数を入力していつものように買い物する場合は高い確率で、備考の欄に送付リストありと入力してくださいといった指示があります。注文前に店舗専用の送付リストを先に作っておく必要もあるのでなるべく先にリストは用意しておいたほうがいいでしょう。
店舗専用の送付リストをダウンロードする
次に、店舗専用の送付リストを楽天市場のショップ内からダウンロードをします。多くのショップでは、エクセルを使っているので、Microsoftのエクセルをスタンバイさせておきましょう。
Microsoftのエクセルがない場合は、Libreofficeといった無料ツールやオンラインでも使えるGoogleスプレッドシートを用意してください。
送付リストを作成する
次に、送付リストを作成します。できたら店舗専門の送付リストに貼り付けます。住所は一字一句間違いがないようにしてください。
出来上がったら念の為、複数人でチェックすることをおすすめします。
ショップ先にメールで送信
最後にショップ先にメールで送信します。決算している場合は、注文完了メールが届きます。これから決算の場合は、メールに別途お支払い専用URLが送られてくるので指示に従い決算をします。
でも、手順がややこしいですね。普段の買い物とは勝手が違うので非常にやりにくいです。なるべく簡単な手順で注文できないかと楽天内のショップを探しました。
楽天市場で香典返しの注文が簡単にできるサイト
注文は専門のエクセルシート内で完結できるサイトが以下のショップになります。別途公式サイトもありますが、楽天市場でも店舗があるので、上記に紹介した楽天ポイントもたまります。
楽天市場シャディ
専門のエクセルシートで注文が完結できるサイトは、楽天市場にあるシャディというギフト専門店です。
シャディは楽天市場では、送付リストをダウンロードして、ショップに送信すると申込みが完了します。お支払いについては、別途シャディからお支払い専用URLが送られてくるのでそちらで決済したらあとは忌明けの配送を待つだけです。
まとめ
今回は、楽天市場で香典返しをするときのメリットとデメリットを説明してきました。まとめると以下の通りになります。
- メリットは楽天ポイントがたまる、お支払いにクレジットカードが選択できる、低予算で高級感を演出できる、送料が無料になる場合がある
- デメリットは、少額の場合は送料がかかる、一定金額未満の香典返しは強制的に品物になる、注文手順が複雑、メールでの送信でセキュリティ面で不安になる
- 注文手順が簡単なのは楽天市場のシャディ
楽天市場で香典返しをするにはいくつか不安もありますが、今後は注文方法の簡略化やセキュリティ面がクリアされれば、大いにありえます。
楽天市場で香典返しができれば、半値返しどころか半値の金額で金額相当のお返しができますから、この辺の常識も変わってきそうです。
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