葬儀豆知識

【葬儀】お寺さんに気遣いできるお布施の渡し方!新札の向きにご用心

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お布施のお札の向きに関して気にしていますか?それともあまり気にしませんか?実は、お札の向きで葬儀の場合お寺さんへの気遣いできる人と分かってしまうのです。

これまでは、たったお札の向きで? と思われるかも知れません。しかし、違うことをしてしまうと相手に気遣いができる人とは思われません。これがお寺さんではなくお祝いごとがあった同級生の友達ならそれほど気にすることありませんが、葬儀でお寺さんを紹介してもらった場合は初対面となります。さすがに初対面で悪い印象を与えてしまうと、誰であろうとなかなか忘れられないものです。

普段から、お付き合いがあるごとにあそこのお寺さんなんだか不親切なところはありませんか? もしかしたら、その要因はお布施の渡し方にあったのかもしれません。これからお世話になるお寺さん、今後もいいお付き合いをしたいのなら、気遣いを忘れてはいけません。

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今回は、お布施の渡し方でも人によって違いがでてくるお札の向きについて紹介していきます。初対面でいい印象でスタートすると、今後もいいおつきあいができます。

正しくお布施を入れるためのポイント

 

正しくポイントを抑えた上でお布施を渡すと、お寺さんも助かりますし、渡した当事者もいい思いをします。まさしくWin-Winの関係が成り立ちます。この関係から時間が経てば経つほどいいおつきあいができます。

では、正しいお布施の入れ方とはどのようなものか要点を絞って解説していきます。

ポイント①お札は新札が望ましい

1つ目は、お札の状態についてです。お札は新札でも汚れがない程度のお札でも構いませんが、強いていうと、新札が望ましいです。葬儀なのに新札と思う人もいます。口から不謹慎とでいいそうになりますよね。

周りは悲しい真っ只中なのに、新札とは予め不幸を予見していたかのようにも見えます。しかし、新札が望ましい理由は別にあります。それがポイント2つ目になります。

ポイント②お布施は慶事の入れ方

2つ目は、新札が望ましい理由です。実は、お布施の入れ方についてマナーに詳しい方なら途中で気がつきますが、慶事の入れ方です。つまりお祝いごとでご祝儀を入れる方法と全く同じなのです。

余計に矛盾が浮き彫りになっている形となりますが、それにはお布施の意味合いにあります。お布施は、お寺さんに感謝の意を持って渡すものです。したがって、お寺さんに不幸事があったわけではないので、慶事の入れ方になります。

ポイント③お札の向きは肖像が書かれている面を表に

3つ目は、お札の向きです。実はお札の向きこそお布施で一番注意する点です。

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お札は、肖像が書かれている面を表、それ以外を裏として扱います。お布施を渡す場合、慶事と同じように扱うので、封筒には肖像がくるようにします。この向きが逆だったら、裏を入れてしまうと別の意味合いになり大変失礼にあたります。

なぜかは後述します。ひとまず肖像が書かれてある側を見えるようにしておきます。

ポイント④肖像画が上に来るように入れる(お札の向きは統一)

最後は、封筒に入れるときに肖像の向きを上にして入れるか、下にして入れるかです。この部分に関しては、マナーの専門家によっても意見が分かれています。ということは、さほど気にしないとも取れます。

しかし、気遣いのことを考えると、肖像側を上にして金額がわかるようにしたほうがいいです。といってもお祝いごととして受け取る側は、表向きであれば上下の向きに関してはさほど気にしない人が多いです。実際、Yahoo!知恵袋の質問でも向きよりか金額がひと目でわかるほうがいいと答えているので、お寺さんにお布施を出すときにも同じことが言えます。

お布施を違う入れ方にすると与える印象

では、お布施をあえて間違えた方法で入れると人はどのような印象になるのでしょうか。気遣いができないを通り越して、マナーがなっていない、あそこの檀家はもう少しといった残念な評価になってしまいます。

ではどんなふうにお布施を入れてしまったらそんな評価になってしまうのか紹介します。

お札を裏向きにして入れると「香典」を渡してることに

時間がなくて、お札の向きを確認したまま封筒をあけるとお金の裏面がでてきた場合です。

封筒はお布施であっているのに、お札の向きを逆に入れてしまったら、大変な印象を相手に与えかねません。初対面でやってしまうと今後もかなり気まずい関係になります。

お札の向きを裏側にして入れると、相手に香典を渡している意味になります。香典というと不幸事、まさに葬儀の状態です。お寺さんが喪主をして葬儀をあげていることになるので、絶対にしないでください。

お札の向きは必ず表向きになるように確認をしてから渡すことです。普段から心がけるだけでも違ってきます。

まとめ

今回は、お布施の渡し方について解説してきました。渡し方で気を遣うのは、お札の向きです。くれぐれも逆向きにならないように二度確認してから渡すようにしてくださいね。

では気遣いができるお布施の渡し方をまとめていきます。

  • お札は新札が望ましい
  • お札は肖像の向きで封筒に入れる
  • 肖像の上下はさほど関係ないが統一する

上記のポイントを抑えてから渡すと、失礼なことが原因で関係が悪化することはまずありません。お寺さんともいい関係性が続けるようにマナーをしっかり守ってお札の向きだけにはくれぐれも注意してくださいね。

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