
「となりのトトロ」を観ていて、サツキとメイのお父さんの名前が気になったことはありませんか?
作中では「お父さん」としか呼ばれないため、正式な名前を知らない方も多いかもしれませんね。
実は、あの優しいお父さんにはちゃんとした名前があり、職業や年齢などの詳細なプロフィールも設定されています。
この記事では、となりのトトロのお父さんの名前はもちろん、どんな人物なのか、どんな仕事をしているのか、そして制作背景まで詳しくご紹介します。
お父さんのキャラクターがより深く理解できる内容となっていますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
となりのトトロのお父さんの名前は「草壁タツオ」

となりのトトロに登場するサツキとメイのお父さんの名前は「草壁タツオ」です。
漢字では「草壁 タツオ」と表記され、一家の姓は「草壁(くさかべ)」となっています。
作中では「お父さん」とだけ呼ばれるため、名前を知らなかった方も多いのではないでしょうか。
ちなみに、映画のパンフレットには「本当の名前は誰も知りません」という記述もあり、あえて名前を呼ばないことで親しみやすいキャラクター作りがされているとも言えますね。
それでも公式設定としては「草壁タツオ」という名前がしっかりと存在しています。
草壁タツオの詳細プロフィール
名前だけでなく、草壁タツオには詳細なプロフィール設定があります。
ここでは、年齢や身長、家族構成など、お父さんの人物像を深く理解できる情報をご紹介しますね。
基本情報:年齢と身長
草壁タツオは32歳で、身長は180cmです。
32歳という年齢は、長女のサツキが12歳(小学6年生)、次女のメイが4歳であることを考えると、若くして結婚し家庭を持ったことがわかりますね。
180cmという身長は当時の日本人男性としてはかなり高く、作中でも背の高い父親として描かれています。
小説版の設定によると、サツキ誕生時(1941年)にタツオは20歳だったとされており、学生時代に結婚したことになります。
家族構成と妻について
草壁タツオの家族構成は以下の通りです。
- 妻:草壁靖子(ヤスコ)
- 長女:草壁サツキ(12歳、小学6年生)
- 次女:草壁メイ(4歳)
妻の靖子は作中では七国山病院に入院しており、胸の病気を患っています。
そのため、タツオは子育てと家事をこなす昭和のイクメンとして描かれているんですね。
病院が近い場所に引っ越してきたのも、妻のお見舞いに通いやすくするためでした。
出身大学と学歴
小説版の設定から推測すると、草壁タツオは北海道大学の出身とされています。
また、博士号も取得しており(歴史学と推測される)、学問的にも優秀な人物であることがわかります。
小説版では旧姓が「寺島」であったという設定もあり、学生時代に靖子と結婚した際には周囲から反対されたというエピソードも語られています。
草壁タツオの職業と仕事内容
草壁タツオがどんな仕事をしているのか、気になる方も多いでしょう。
実は、複数の仕事を掛け持ちする多才な人物なんです。
主な職業:考古学者で大学の非常勤講師
草壁タツオの主な職業は考古学者で、東京の大学で非常勤講師として週2回出勤しています。
現在は「縄文時代に農耕があった」という新学説の論文を執筆中で、研究に没頭している様子が作中でも描かれていますね。
自宅では書斎にこもって資料に囲まれながら執筆活動をしており、学者らしい生活を送っています。
週2回の出勤というのは、非常勤講師ならではの働き方で、残りの日は自宅で研究や執筆、そして子育てに時間を使っているわけです。
副業:中国語の翻訳
主な収入源は大学講師ですが、草壁タツオは中国語の翻訳も副業として行っています。
考古学者としての知識と語学力を活かした仕事ですね。
昭和30年代という時代背景を考えると、中国語ができる日本人は貴重で、翻訳の仕事には需要があったと考えられます。
複数の収入源を持つことで、妻の入院費用や家族の生活を支えていたのでしょう。
仕事と家事の両立
草壁タツオは、仕事をしながら子育てと家事もこなす忙しい日々を送っています。
妻が入院中のため、サツキとメイの面倒を見ながら、料理や洗濯などの家事も担当しなければなりません。
ただし、作中ではお弁当を忘れてサツキに届けてもらうシーンなどもあり、うっかり者の一面も描かれています。
完璧ではないけれど、一生懸命に家族のために頑張る父親像が、多くの人に親しまれる理由かもしれませんね。
草壁タツオの性格とエピソード
草壁タツオは、その優しく穏やかな性格で地域住民からも好かれています。
ここでは、作中で印象的なエピソードとともに、タツオの人柄をご紹介します。
トトロの存在を否定しない優しさ
メイが「トトロを見た」と話したとき、タツオは頭ごなしに否定しませんでした。
それどころか「運がいいことだ」と受け入れ、子どもの想像力を大切にする姿勢を見せています。
このエピソードは、タツオの優しさと柔軟な考え方を象徴するシーンとして、多くのファンに愛されていますね。
子どもの話を真剣に聞き、否定せずに受け止める態度は、理想的な父親像として今も語り継がれています。
少年のような性格
草壁タツオは、32歳という年齢でありながら、どこか少年のような純粋さを持っています。
引っ越してきたボロ屋敷を見て、子どもたちと一緒にワクワクする様子や、お化け屋敷を怖がるどころか楽しむ姿勢などが印象的です。
また、「お化けなら出ておいで、お父さんだぞ!」と大声で叫ぶシーンは、遊び心のある父親らしさが表れていますね。
この少年のような性格が、地域住民からも愛される理由の一つでしょう。
サツキとの関係性
長女のサツキは「お父さんは世界一」と慕っており、父娘の絆の深さが伝わってきます。
お弁当を忘れたタツオに届けに行くシーンや、雨の中バス停まで迎えに行くシーンなど、サツキはいつもお父さんを気にかけていますね。
一方で、タツオが仕事に集中しすぎて家事の負担をサツキに押しつけてしまう面もあり、完璧ではないリアルな父親像が描かれています。
それでも、父と娘の愛情深い関係は作品の温かさを生み出す重要な要素となっています。
声優と制作背景
草壁タツオというキャラクターは、誰が演じ、どのように生まれたのでしょうか。
ここでは、声優や制作の裏側についてご紹介します。
声優は糸井重里さん
草壁タツオの声を演じたのは、コピーライターとして有名な糸井重里さんです。
プロの声優ではなく、糸井さんが起用されたことで、自然体で優しい父親の雰囲気が見事に表現されています。
糸井さん自身も「MOTHER」シリーズなどゲームクリエイターとして活躍されており、宮崎駿監督との親交も深かったようですね。
英語版では、ティモシー・デイリーという俳優が声を担当しています。
モデルは宮崎駿監督自身
草壁タツオのキャラクターモデルは、宮崎駿監督自身だとされています。
実際、宮崎監督も仕事に熱中するタイプで、家族との時間を大切にしながらも、創作活動に没頭する姿がタツオと重なりますね。
ちなみに、後に制作された「魔女の宅急便」に登場するキキのお父さんも、同様に宮崎監督がモデルとなっているそうです。
自分自身を父親像として投影することで、リアルで親しみやすいキャラクターが生まれたのでしょう。
1988年公開時の設定が基準
草壁タツオのプロフィールや設定は、1988年の映画公開時に定められたものが現在も標準とされています。
スタジオジブリの公式設定、小説版、関連資料などで情報が一致しており、最新の公式更新は特に確認されていません。
つまり、35年以上前に作られたキャラクター設定が、今もファンに愛され続けているということですね。
SNSやファンの間での草壁タツオの評価
草壁タツオは、公開から35年以上経った今でも、多くのファンに愛されています。
SNSや口コミでは、どのような声が上がっているのでしょうか。
「理想の父親像」として支持される
SNSでは「草壁タツオは理想の父親」という意見が多く見られます。
子どもの話を否定せずに聞く姿勢、遊び心を持った性格、そして家事や育児を一生懸命こなす姿が、現代にも通じる父親のあり方として評価されているんですね。
特に、メイがトトロを見たと話したときの対応は、「こんな父親になりたい」という声が多く上がっています。
「イクメンの先駆け」という評価
昭和30年代を舞台にした作品でありながら、草壁タツオは家事や育児を積極的に行う父親として描かれています。
ファンの間では「昭和のイクメン」「時代を先取りした父親像」として注目されており、現代の価値観に合った父親像だと言われています。
料理をしたり、子どもたちとお風呂に入ったり、妻の入院中も一人で家庭を切り盛りする姿は、今見ても新鮮ですね。
「名前を知らなかった」という声も多数
一方で、「草壁タツオという名前を初めて知った」という声もSNSでは多く見られます。
作中では一度も名前で呼ばれることがないため、何度も映画を観ていても気づかなかったという人も少なくありません。
それだけ「お父さん」というキャラクターが自然に受け入れられていた証拠とも言えるでしょう。
名前を知ることで、キャラクターへの愛着がさらに深まったという声も聞かれますよ。
草壁タツオについてのまとめ
となりのトトロのお父さんの名前は「草壁タツオ」です。
32歳で身長180cm、考古学者として大学の非常勤講師を務めながら、中国語の翻訳も副業として行っています。
妻の靖子が入院中のため、サツキとメイの子育てと家事を一人でこなす、昭和のイクメンとして描かれていますね。
少年のような純粋さと優しさを持ち、子どもたちの想像力を大切にする姿勢が、多くの人に愛される理由です。
声優は糸井重里さんが務め、モデルは宮崎駿監督自身とされています。
作中では名前で呼ばれることはありませんが、公式設定としてしっかりと「草壁タツオ」という名前が存在しています。
35年以上前に作られたキャラクターでありながら、今もなお「理想の父親像」として支持され続けているんですね。
となりのトトロをもう一度観てみませんか?
草壁タツオの名前や人物像を知ったことで、また新しい視点で「となりのトトロ」を楽しめるのではないでしょうか。
お父さんが書斎で仕事をしているシーン、メイやサツキと会話するシーン、そして雨の中バス停で待つシーンなど、一つひとつの場面にタツオの人柄が表れています。
名前を知ることで、キャラクターがより身近に感じられ、作品への理解も深まりますよね。
ぜひもう一度映画を観て、草壁タツオという父親の魅力を再発見してみてください。
きっと、以前とは違った温かい気持ちで作品を楽しめるはずですよ。