
スタジオジブリの名作『となりのトトロ』は、日本だけでなく世界中で愛されている作品ですよね。
特に中国では、DVDやネット配信を通じて昔から人気があり、2018年には待望の劇場公開が実現しました。
でも、中国語では『となりのトトロ』がどんなタイトルになっているのか、どうして中国で人気なのか、気になりませんか?
この記事では、となりのトトロの中国語タイトルはもちろん、その意味や中国での展開、劇場公開の歴史、そして最新の絵本化情報まで、詳しくご紹介します。
中国でのトトロ人気の秘密や、中国語吹替版の情報も知ることができますよ。
となりのトトロの中国語タイトルは《龙猫》

『となりのトトロ』の中国語タイトルは《龙猫》(Lóng māo/ロンマオ)です。
これは「龍猫」という意味で、トトロの毛むくじゃらの姿を龍のような猫として表現しています。
また、スタジオジブリの中国語表記は《吉卜力工作室》(Jí bǔ lì gōng zuò shì/ジーブーリーゴンズオシー)となっています。
日本語の「ジブリ」を音訳した形ですね。
中国では1988年の日本公開後、大規模な劇場公開はなかったものの、DVDやインターネット配信を通じて多くのファンに親しまれてきました。
そして2018年12月14日、日本公開30周年を記念して、デジタルリマスター版が中国全土で一般公開されました。
上映は日本語版と中国語吹替版の2バージョンで行われ、中国のファンに大きな期待と喜びをもたらしたのです。
中国語タイトル《龙猫》に込められた意味
「龍猫」という言葉が選ばれた理由
中国語タイトルの《龙猫》は、直訳すると「龍猫」となります。
トトロの丸くて毛むくじゃらの姿を、中国の人々が見たときに、神秘的な龍のような存在であり、親しみやすい猫のような生き物だと感じたからでしょう。
実際、トトロは日本の神話や民間伝承に登場する精霊のような存在として描かれていますよね。
中国でも龍は神聖で力強い生き物の象徴ですから、トトロの不思議な力や優しさを表現するのに、とても適した名前だと言えます。
中国でのトトロのイメージ
中国の人々にとって、トトロは愛らしさと神秘性を兼ね備えたキャラクターとして受け入れられています。
物語は1950年代の日本の田舎を舞台にしていますが、サツキとメイの姉妹がトトロと出会い、不思議な体験をするというストーリーは、国境を越えて多くの人の心を打ちます。
特にトトロの丸いフォルムと、劇中の音楽は中国でも特にヒットし、根強い人気を保っています。
スタジオジブリの中国語表記
スタジオジブリは中国語で《吉卜力工作室》と表記されます。
「吉卜力」が「ジブリ」の音訳で、「工作室」は「スタジオ」や「工房」を意味します。
この表記も、中国の人々にとって親しみやすく、覚えやすいものとなっていますね。
中国でのとなりのトトロの劇場公開の歴史
2018年のデジタルリマスター版公開
『となりのトトロ』は1988年に日本で公開されましたが、中国では長い間、大規模な劇場公開が行われませんでした。
しかし、2018年12月14日、日本公開30周年を記念して、デジタルリマスター版が中国全土で劇場公開されました。
この公開は中国のジブリファンに大きな期待を集め、先行上映も実施されました。
日本語版と中国語吹替版の2バージョンで上映されたことで、幅広い観客層が劇場でトトロを楽しむことができたのです。
中国版ポスターの話題
2018年の公開に際して制作された中国版ポスター(デザイン:黄海)は、日本でも絶賛されました。
このポスターは、トトロの世界観を美しく表現しており、中国のファンの期待とリスペクトが込められていました。
日本のファンからも「素晴らしいデザインだ」という声が多く上がり、国境を越えて作品への愛が共有された瞬間でした。
千と千尋の神隠しも劇場公開
2019年には『千と千尋の神隠し』(中国語:《千与千寻》)も中国で劇場公開されました。
これにより、ジブリ作品の中国での認知度が劇場公開によって大きく向上したと評価されています。
DVDやネット配信で親しまれていた作品が、大スクリーンで観られるようになったことは、中国のジブリファンにとって本当に嬉しい出来事だったのですね。
中国でのとなりのトトロ人気の具体例
DVDとネット配信での浸透
劇場公開以前から、中国では『となりのトトロ』はDVDやインターネット配信を通じて多くの人に親しまれていました。
特に若い世代の親たちが、子どもたちに見せたいアニメーションとして『となりのトトロ』を選ぶことが多かったと言われています。
トトロの優しさや、自然との共生をテーマにしたストーリーは、教育的な価値も高く評価されているのです。
キャラクターグッズの人気
中国では、トトロのキャラクターグッズも非常に人気があります。
ぬいぐるみや文房具、日用品など、さまざまな商品が販売されており、若者から大人まで幅広い層に愛されています。
特にトトロの丸いフォルムは、可愛らしさの象徴として、SNSでもよくシェアされています。
劇中音楽の人気
『となりのトトロ』の劇中音楽、特に主題歌「となりのトトロ」は、中国でも非常に人気があります。
中国語版でも歌われており、多くの人が口ずさむことができる曲となっています。
音楽を通じて、作品の世界観がより深く浸透していると言えますね。
SNSでの反響
中国のSNSでは、トトロに関する投稿が数多く見られます。
「トトロに会いたい」「子どもの頃の思い出がよみがえる」といった声が多く、ノスタルジックな感情を呼び起こす作品として愛されています。
また、劇場公開の際には、「ついに大スクリーンで観られる!」という喜びの声がSNS上にあふれました。
絵本化による新たな展開
2021年1月5日の宮崎駿監督の80歳の誕生日に合わせて、上海で公式の中国語(簡体字)版絵本が刊行されました。
これは唯一の公式版として出版され、中国でのメディア展開がアニメから絵本へと拡大しています。
絵本は、小さな子どもたちにも読みやすく、家族で楽しめる形となっており、新たなファン層の獲得につながっているとされています。
中国語版となりのトトロの魅力
中国語吹替版の完成度
2018年の劇場公開では、日本語版と中国語吹替版の2バージョンが上映されました。
中国語吹替版は、プロの声優による丁寧な吹替が施されており、中国語を母語とする観客にとって、より感情移入しやすい作品となっています。
サツキやメイの声も、中国語でしっかりと表現されており、多くの観客から高評価を得ています。
字幕と吹替の選択肢
日本語版には中国語字幕がついており、日本語の音声を楽しみたい人にも配慮されていました。
吹替版と字幕版、どちらも楽しめるという選択肢があることで、幅広い観客層がそれぞれの好みに合わせて作品を楽しむことができたのです。
文化を超える普遍的なテーマ
『となりのトトロ』は、1950年代の日本を舞台にした作品ですが、そのテーマは普遍的です。
家族の絆、自然への敬意、子どもの純粋な心といった要素は、文化や国境を超えて人々の心に響きます。
中国の観客にとっても、共感できる物語として受け入れられているのですね。
まとめ:となりのトトロの中国語は《龙猫》
『となりのトトロ』の中国語タイトルは《龙猫》(Lóng māo)で、「龍猫」という意味です。
トトロの毛むくじゃらで神秘的な姿を、龍のような猫として表現した、とても素敵なタイトルですね。
中国では1988年の日本公開後、DVDやネット配信を通じて長く愛されてきましたが、2018年12月14日にデジタルリマスター版が劇場公開され、多くのファンが大スクリーンでトトロを楽しむことができました。
日本語版と中国語吹替版の2バージョンで上映され、中国版ポスターも話題となりました。
さらに2021年には、宮崎駿監督の80歳の誕生日に合わせて、上海で公式の中国語版絵本が刊行されるなど、新たな展開も続いています。
中国でのトトロ人気は、キャラクターグッズや劇中音楽、SNSでの反響からも明らかで、文化を超えて愛される作品であることがわかります。
《龙猫》というタイトルには、中国の人々のトトロへの愛とリスペクトが込められているのですね。
中国語版トトロをもっと楽しもう
もしあなたが中国語を勉強しているなら、中国語吹替版の『となりのトトロ』を観てみるのはいかがでしょうか。
子ども向けの作品なので、わかりやすい中国語が使われており、リスニングの練習にもぴったりですよ。
また、中国の友人や知人と『となりのトトロ』について話すときに、《龙猫》というタイトルを知っていれば、話題が広がること間違いなしです。
中国語版の絵本も、子どもへのプレゼントや、中国語学習の教材として活用できます。
ジブリ作品は、言葉の壁を越えて人々をつなげる力を持っています。
ぜひ、中国語版のトトロを通じて、新しい発見や楽しみを見つけてみてくださいね。
トトロの優しい世界が、あなたの心をあたたかく包んでくれるはずです。