
スタジオジブリの代表作として、今も世界中で愛され続けている『となりのトトロ』。
テレビで何度も放送されるたびに高視聴率を記録し、グッズも大人気のこの作品ですが、実際にいつ劇場公開されたのか気になりますよね。
また、公開当時の反応はどうだったのか、なぜ今も色褪せない人気を保ち続けているのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、となりのトトロの公開日はもちろん、製作の背景や興行成績、そして現在も続く上映情報まで、詳しくご紹介します。
トトロの魅力を改めて知りたい方、公開当時のエピソードを知りたい方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
となりのトトロの公開日は1988年4月16日

『となりのトトロ』の劇場公開日は1988年4月16日です。
この日、東宝系列の映画館で全国一斉に公開されました。
監督・原作・脚本は宮崎駿が手がけ、スタジオジブリの長編アニメーション映画第4作として世に送り出されました。
上映時間は約86分から88分で、配給は東宝が担当しています。
特筆すべきは、高畑勲監督の『火垂るの墓』と同時上映されたという点です。
この二本立てという形式は、当時のジブリ作品の配給戦略として採用されたもので、ファンタジーと戦争の悲劇という対照的な二作品が同時に楽しめる貴重な機会でした。
なぜこの公開日になったのか?製作背景を詳しく解説
元々は60分の短編予定だった
実は『となりのトトロ』は、当初60分尺の短編アニメーションとして企画されていました。
しかし、同時上映される予定だった『火垂るの墓』の尺が延長されることになったため、バランスを取るために86分以上へと大幅に拡張されることになったのです。
この尺の延長に伴い、物語の構成も大きく変更されました。
最も大きな変更点は、主人公が一人の少女から姉妹に変更されたことですね。
サツキとメイという二人の姉妹の物語になったことで、より豊かな人間関係と物語の深みが生まれました。
昭和30年代前半という時代設定の意味
『となりのトトロ』の舞台は昭和30年代前半の日本です。
この時代設定には、宮崎駿監督の強いこだわりがあります。
高度経済成長が始まる直前のこの時代は、まだ日本の里山に豊かな自然が残っており、人々と自然の距離が今よりもずっと近かった時期でした。
電化製品もまだ普及しておらず、井戸から水を汲み、薪でお風呂を沸かす生活が当たり前だった時代。
この時代だからこそ、トトロのような自然の精霊が存在できる世界観に説得力が生まれたのです。
声優陣の豪華なラインナップ
『となりのトトロ』の声優陣も注目ポイントです。
- 日高のり子:サツキ役
- 坂本千夏:メイ役
- 糸井重里:お父さん役
- 島本須美:お母さん役
- 北林谷栄:カンタのおばあちゃん役
- 高木均:トトロ役
特に糸井重里さんは本業がコピーライターであり、声優としては初挑戦でしたが、温かみのあるお父さん役を好演されました。
久石譲が手がけた印象的な音楽
音楽は久石譲が担当し、主題歌は井上あずみさんが歌っています。
「さんぽ」や「となりのトトロ」といった楽曲は、映画公開から30年以上経った今でも、幼稚園や保育園で歌われ続けていますね。
久石譲の音楽は、物語の世界観を見事に表現し、ジブリ音楽の代表作として今も多くの人々に愛されています。
公開当時の反応と現在までの人気
初回興行は約80万人動員
1988年の初回公開時、『となりのトトロ』は約80万人を動員しました。
実はこの数字、公開当時としては決して大ヒットとは言えない数字でした。
同時上映された『火垂るの墓』が重いテーマを扱っていたこともあり、家族連れが足を運びにくかったという面もあったようです。
しかし、その後のテレビ放送やビデオ・DVDの販売を通じて、徐々に作品の素晴らしさが広まっていきました。
映倫区分はG(全年齢対象)
『となりのトトロ』の映倫区分はG、つまり全年齢対象です。
これは小さなお子さんから大人まで、誰もが安心して楽しめる作品であることを示しています。
暴力的なシーンや不適切な表現が一切なく、家族みんなで観られる安心感が、長年愛され続けている理由の一つですね。
中国本土でも2018年に公開
意外と知られていないのが、中国本土での劇場公開です。
日本での初公開から30年後の2018年12月、『となりのトトロ』は中国本土で初めて劇場公開されました。
長年ソフト化されたもので楽しまれていた中国のファンにとって、スクリーンでトトロに会える機会は感動的なものだったようです。
この公開は、作品の普遍的な魅力を改めて証明する出来事となりました。
2026年も上映が予定されている
2026年2月21日(土)から3月1日(日)まで、イオンシネマ シアタス調布で上映が予定されています。
料金は一般1,300円、シニア1,100円、高校生以下・障がい者1,000円で、チケット一般発売は2025年12月12日から開始されました。
公開から約38年が経過しても、こうして定期的に劇場で上映されるのは、世代を超えて愛される作品である証拠ですね。
ファンの声:SNSで見る「となりのトトロ」への愛
何度見ても新しい発見がある
SNSでは「何度観ても飽きない」「大人になってから観ると違った感動がある」という声が多数見られます。
子どもの頃はトトロの可愛さや冒険に夢中になりますが、大人になると、お母さんの病気に向き合う家族の絆や、サツキの健気さに涙する方が多いようです。
また、背景に描かれた昭和の生活様式や、細かい描写の丁寧さに気づいて感動したという声もあります。
劇場で観る価値がある作品
テレビ放送やサブスクリプションサービスでいつでも観られる時代ですが、「やはり劇場で観ると迫力が違う」という意見も多く見られます。
大きなスクリーンで観るトトロの存在感、迫力ある音響で聴く久石譲の音楽は、家庭では味わえない特別な体験です。
「子どもを連れて初めて劇場でトトロを観せたら、ずっと食い入るように観ていた」という親御さんの投稿も見られます。
世代を超えて受け継がれる名作
「自分が子どもの頃に観たトトロを、今度は自分の子どもと一緒に観られるのが嬉しい」という声も非常に多いですね。
親から子へ、そして孫へと、三世代にわたって愛される作品になっています。
トトロのぬいぐるみやグッズを持っている家庭も多く、「家族の思い出の一部になっている」という温かいエピソードも数多く見られます。
海外でも高い評価
『となりのトトロ』は日本国内だけでなく、海外でも高く評価されています。
「日本の田舎の美しさに感動した」「言葉が分からなくても感情が伝わってくる」という海外ファンの声も多数あります。
特に、自然との共生というテーマは、環境問題が深刻化する現代において、より強いメッセージ性を持つようになっていますね。
まとめ:となりのトトロの公開日と不変の魅力
『となりのトトロ』の公開日は1988年4月16日です。
スタジオジブリの長編アニメーション映画第4作として、宮崎駿監督が手がけたこの作品は、高畑勲監督の『火垂るの墓』と同時上映されました。
当初は60分の短編予定でしたが、86分以上に拡張され、主人公も姉妹に変更されることで、より豊かな物語になりました。
初回興行は約80万人動員と決して大ヒットではありませんでしたが、その後のテレビ放送やソフト販売を通じて、徐々に国民的作品へと成長していきました。
2018年には中国本土でも劇場公開され、2026年にも日本で上映が予定されるなど、公開から約38年経った今も色褪せない魅力を持ち続けています。
昭和30年代前半の日本を舞台にしたこの作品は、自然との共生、家族の絆、子どもの成長といった普遍的なテーマを描いており、世代や国境を超えて愛される理由となっていますね。
あなたもトトロに会いに行きませんか?
『となりのトトロ』の公開日や背景を知ることで、作品への理解がより深まったのではないでしょうか。
もしまだ劇場でトトロを観たことがない方は、ぜひ次の上映機会を探してみてください。
家のテレビで観るのとはまったく違った感動が、大きなスクリーンで待っています。
すでに何度も観たことがある方も、改めて劇場で観ると新しい発見があるかもしれませんよ。
また、お子さんやお孫さんがいる方は、ぜひ一緒に観に行ってみてください。
あなたが子どもの頃に感じたワクワクやドキドキを、次の世代と共有できる素敵な時間になるはずです。
『となりのトトロ』は、いつの時代も私たちに大切なことを教えてくれる、かけがえのない作品ですね。