
スタジオジブリの名作『となりのトトロ』が、ロンドンの舞台で大きな感動を呼んでいるのをご存知ですか?
日本のアニメーション映画がミュージカルになり、しかも英国演劇界で最高の栄誉とされるローレンス・オリヴィエ賞を6部門も受賞したというニュースを聞いて、一体どんな舞台なのか気になっている方も多いでしょう。
この記事では、となりのトトロ ミュージカルの公演情報から魅力、チケットの取り方まで、詳しく解説していきます。
ロンドンで何が起きているのか、なぜこれほど人気なのか、そしてどうすれば観られるのか、すべてがわかりますよ。
となりのトトロ ミュージカルは、ロンドンで無期限ロングラン中の大ヒット舞台

となりのトトロ ミュージカルは、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)が制作した舞台作品で、2022年にロンドンのバービカン劇場で世界初演されました。
現在は2025年3月から、ウェストエンドの名門ギリアン・リン劇場で無期限ロングラン公演を行っています。
2026年8月30日まで公演延長が決定しており、ロンドンで3年目を迎えるという快挙を成し遂げています。
宮崎駿監督の1988年のアニメーション映画を基にしたこの舞台は、子どもから大人まで楽しめる家族向けのエンターテインメントとして高く評価されています。
久石譲の音楽が生演奏で届けられ、巨大なトトロの人形が登場する幻想的な舞台は、「涙が出るほど感動的」と観客から絶賛されていますよ。
なぜ、となりのトトロ ミュージカルがこれほど人気なのか
世界最高峰の演劇カンパニーによる制作
このミュージカルを制作したのは、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)という、イギリスを代表する名門劇団です。
シェイクスピア作品を中心に上演してきた歴史ある劇団が、日本のアニメーション作品に挑んだということ自体が、演劇界でも大きな話題になりました。
RSCの高い演出力と舞台技術が、となりのトトロの世界観を見事に再現し、観客を魅了しているのです。
演出を手がけたのはフェリム・マクダーモット氏で、脚本はトム・モートン=スミス氏が担当しています。
英国演劇界最高の栄誉、ローレンス・オリヴィエ賞を6部門受賞
2023年、このミュージカルはローレンス・オリヴィエ賞で最多6部門を受賞しました。
ローレンス・オリヴィエ賞は、英国演劇界で最も権威のある賞であり、いわばイギリス版のトニー賞のような存在です。
演出賞をはじめとする複数の部門で評価されたことは、この舞台のクオリティの高さを証明しています。
初演から全公演が完売し、29万人もの観客を動員したという実績も、その人気ぶりを物語っていますね。
久石譲の音楽が生演奏で楽しめる
となりのトトロといえば、久石譲の美しい音楽が欠かせません。
このミュージカルでは、久石譲自身が音楽を手がけ、生演奏で届けられるというのが大きな魅力です。
久石譲はエグゼクティブプロデューサーとしても参加しており、映画の世界観を舞台でも忠実に再現できるよう、深く関わっています。
あの名曲「さんぽ」や「となりのトトロ」のテーマ曲が、生のオーケストラで響くのですから、感動もひとしおですよね。
巨大トトロの人形と舞台美術の素晴らしさ
舞台で最も注目されているのが、バジル・ツイストがデザインした巨大なトトロの人形です。
この人形は、ジム・ヘンソン・カンパニーによって制作されました。
ジム・ヘンソン・カンパニーは、セサミストリートやマペットで有名な世界最高峰のパペット制作会社です。
複数のバージョンのトトロが登場し、小さなトトロから大きなトトロまで、それぞれのキャラクターが生き生きと動きます。
さらに、風ケ郷パペットリー・アンサンブルという15名のパフォーマーが参加し、トトロやネコバスなどを操っているのです。
戦後日本の田舎の風景を舞台に、姉妹とトトロの幻想的な物語が展開される様子は、まるで映画の世界に入り込んだかのような体験ができますよ。
子どもから大人まで楽しめる普遍的なストーリー
となりのトトロの物語は、世代や国境を越えて多くの人々に愛されてきました。
姉妹の成長、家族の絆、そして不思議な生き物たちとの出会いという普遍的なテーマが、舞台でも丁寧に描かれています。
ミュージカルでは6歳以上が推奨されていますが、4歳未満は入場できず、16歳未満は保護者同伴が必要という設定になっています。
これは単なる子ども向け作品ではなく、大人も深く感動できる作品だということの証でもありますね。
となりのトトロ ミュージカルの具体的な魅力と観客の声
日本人キャストも活躍している
このミュージカルには、日本人キャストも出演しています。
主なキャストとしては、以下のような方々が挙げられます。
- メイ役:ヴィクトリア・チェン
- サツキ役:奥村ジョーンズ愛(アミ・オクムラ・ジョーンズ)
- 父親タツオ役:田渕大
- グラニー役:ジャクリーン・テイト
- 歌い手役:二ノ宮愛
日本人キャストが出演していることで、日本の文化や雰囲気がより自然に表現されているという評価もあります。
日本とイギリスの俳優が協力して作り上げる舞台は、国際的なコラボレーションの素晴らしい例といえるでしょう。
SNSでの反響と観客の感動の声
SNSでは、実際に観劇した人々から多くの感動の声が寄せられています。
「涙が止まらなかった」「何度でも観たくなる舞台」「子どもの頃の感動が蘇った」といった熱いコメントが多数見られますよ。
特に、トトロやネコバスが登場するシーンでは、子どもたちだけでなく大人も歓声を上げるのだそうです。
「ジブリファンでなくても楽しめる」という声も多く、映画を見たことがない人でも舞台として十分楽しめる内容になっているとされています。
また、「久石譲の音楽が生で聴けて感激した」「人形の動きがリアルで驚いた」といった、舞台ならではの魅力を挙げる声も目立ちますね。
日本テレビ・スタジオジブリの協力体制
このミュージカルは、日本テレビとスタジオジブリの全面的な協力のもとで制作されています。
日本テレビ・ジブリの依田氏は「心からの願いが叶った」とコメントしており、原作への敬意と愛情が込められた作品であることがわかります。
ジブリ作品の舞台化は繊細な作業ですが、制作陣とジブリ側の緊密な連携により、映画の世界観を損なうことなく舞台化に成功しているのです。
公演スケジュールと上演時間
現在、ギリアン・リン劇場での公演スケジュールは以下のようになっています。
- 月曜日~土曜日:19:00開演
- 木曜日・土曜日:14:00マチネ公演
- 上演時間:約2時間40分(休憩含む)
休演日は、2025年12月25日・26日、2026年1月1日などです。
12月には特定日に追加公演も予定されているとのことなので、観劇のチャンスは豊富にありますよ。
チケットの取り方と料金
チケットは、ギリアン・リン劇場の公式サイトや日本語対応のサイトから予約が可能です。
特にお得なのが、デイシートと呼ばれる当日券です。
当日朝10時から、ストール席が£25で販売されます。
ただし、1人2枚までの制限があり、交換や払い戻しはできません。
また、割引プランも用意されており、例えば2025年9月から2026年3月までの火曜日・水曜日・木曜日公演では、日付変更が無料でできるプランもあります。
ロンドンを訪れる予定がある方は、ぜひ早めにチケットを確保することをおすすめします。
まとめ:となりのトトロ ミュージカルは世界的ヒットの舞台作品
となりのトトロ ミュージカルは、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが制作し、2022年に世界初演されたロンドンの大ヒット舞台です。
現在はウェストエンドのギリアン・リン劇場で無期限ロングラン公演中で、2026年8月30日まで公演延長が決定しています。
ローレンス・オリヴィエ賞を最多6部門受賞した実績があり、久石譲の音楽を生演奏で楽しめる点や、ジム・ヘンソン・カンパニー制作の巨大トトロ人形が魅力です。
子どもから大人まで楽しめる家族向けの作品として、世界中から多くの観客を魅了し続けています。
日本人キャストも出演しており、日本とイギリスの文化が融合した素晴らしい舞台体験ができますよ。
ロンドンを訪れる機会があれば、ぜひ劇場へ足を運んでみてください
もしあなたがロンドンを訪れる予定があるなら、となりのトトロ ミュージカルは絶対に見逃せない体験です。
映画で何度も観たあの名場面が、巨大な舞台で目の前に広がる感動は、きっと一生の思い出になるでしょう。
久石譲の音楽を生で聴き、トトロやネコバスが動き回る様子を目の当たりにしたとき、子どもの頃の純粋な気持ちが蘇ってくるかもしれませんね。
チケットは日本語サイトからも予約できますし、割引プランも充実しています。
家族や友人と一緒に、あるいは一人でじっくりと、この素晴らしい舞台を楽しんでください。
きっと「観てよかった」と心から思える、特別な時間になりますよ。