となりのトトロ「さんぽ」の歌詞は?

となりのトトロ「さんぽ」の歌詞は?

スタジオジブリの名作『となりのトトロ』を彩る「さんぽ」。

明るく元気なメロディーと、子どもたちが口ずさみやすい歌詞で、映画公開から30年以上経った今も愛され続けている楽曲ですよね。

小学校の音楽の授業で歌った記憶がある方も多いのではないでしょうか。

この記事では、「さんぽ」の歌詞全文はもちろん、作詞・作曲を手がけた方々、歌詞に込められた意味、そして現在も教育現場で愛される理由まで、徹底的に解説していきます。

「さんぽ」の歌詞を知りたい方、その背景を深く理解したい方は、ぜひ最後までお読みください。

「さんぽ」の歌詞全文

「さんぽ」の歌詞全文

まずは、「さんぽ」の歌詞全文をご紹介します。

この歌詞はひらがな表記が標準となっており、小さな子どもでも読みやすく、口ずさみやすい工夫がされています。

「さんぽ」完全歌詞

あるこう あるこう わたしはげんき
あるくのだいすき どんどんいこう

さかみち トンネル くさっぱら
いっぽんばしに でこぼこじゃりみち
くものすくぐって くだりみち

あるこう あるこう わたしはげんき
あるくのだいすき どんどんいこう

みつばち ぶんぶん はなばたけ
ひなたにとかげ へびはひるね
ばったがとんで まがりみち

あるこう あるこう わたしはげんき
あるくのだいすき どんどんいこう

きつねも たぬきも でておいで
たんけんしよう はやしのおくまで
ともだち たくさん うれしいな
ともだち たくさん うれしいな

サビの「あるこう あるこう わたしはげんき」というフレーズが繰り返され、自然の中を元気に歩く子どもたちの姿が目に浮かぶような構成になっていますね。

「さんぽ」を作った人たち

「さんぽ」は、作詞:中川李枝子作曲:久石譲によって生み出されました。

そして、オリジナル版の歌唱を担当したのは井上あずみさんです。

作詞:中川李枝子さん

中川李枝子さんは、児童文学作家として知られ、代表作に『ぐりとぐら』シリーズがあります。

保育士としての経験もあり、子どもたちが自然に口ずさめる言葉選びに定評がありますね。

「さんぽ」の歌詞も、難しい言葉を使わず、リズミカルで楽しい響きを大切にしています。

作曲:久石譲さん

久石譲さんは、スタジオジブリ作品の音楽を数多く手がける世界的な作曲家です。

『となりのトトロ』では、「さんぽ」のほかにも「となりのトトロ」などの名曲を生み出しました。

シンプルながらも心に残るメロディーは、子どもから大人まで幅広い世代に愛されていますね。

歌唱:井上あずみさん

井上あずみさんは、1988年の映画公開時に「さんぽ」を歌唱しました。

透明感のある歌声と、明るく元気な歌い方が「さんぽ」の世界観にぴったりとマッチしています。

現在でも、「さんぽ」といえば井上あずみさんの歌声を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

歌詞に込められた意味とメッセージ

「さんぽ」の歌詞は、一見するとただ散歩の様子を描いた単純な歌のように見えますが、実は深いメッセージが込められています。

自然との触れ合いを描く

歌詞の中には、「さかみち」「トンネル」「くさっぱら」「いっぽんばし」など、田舎の風景が次々と登場します。

さらに、「みつばち」「とかげ」「へび」「ばった」といった生き物たちも描かれていますね。

これらは、子どもたちが自然の中で五感を使って遊ぶ大切さを伝えています。

現代では失われつつある、自然との直接的な触れ合いの喜びが歌詞全体に溢れています。

冒険心と探求心を育む

「たんけんしよう はやしのおくまで」というフレーズには、未知の世界への好奇心が表現されています。

子どもたちが自分の足で歩き、新しい発見をしていく喜びが込められていますね。

「どんどんいこう」という言葉にも、前向きな姿勢と積極性が感じられます。

友情と仲間意識

最後の「ともだち たくさん うれしいな」が二回繰り返されるのも、重要なポイントです。

「きつねも たぬきも でておいで」という呼びかけには、動物たちとも友達になりたいという純粋な気持ちが表れています。

自然の中で、人間も動物もみんな仲間という、『となりのトトロ』の世界観そのものが凝縮されていますね。

健康的な生活への肯定

「わたしはげんき」「あるくのだいすき」というフレーズは、歩くことの楽しさと健康的な生活を肯定しています。

車社会が進む現代において、自分の足で歩くことの価値を再認識させてくれる歌詞でもあります。

教育現場で愛される理由

「さんぽ」は、映画の主題歌としてだけでなく、教育現場でも広く活用されています。

特に小学校の音楽教科書に掲載され、多くの子どもたちが授業で歌う定番曲となっていますね。

小学1年生に最適な内容

「さんぽ」は小学校1年生の音楽教科書に掲載されています。

ひらがな表記で書かれているため、文字を学び始めたばかりの子どもたちでも読みやすいのが特徴です。

メロディーもシンプルで覚えやすく、初めて学校で習う歌として最適な楽曲ですね。

リズム感と音楽の基礎を学べる

「あるこう あるこう」という繰り返しのフレーズは、リズム感を養うのに効果的です。

子どもたちが実際に足踏みをしながら歌うことで、音楽と身体の動きを結びつける学習ができます。

また、明るく元気な曲調は、音楽を楽しむ心を育てることにもつながっています。

道徳的な要素も含まれる

「さんぽ」の歌詞には、自然を大切にする心や、友達と一緒に遊ぶ喜びなど、道徳的な要素も含まれています。

音楽の授業だけでなく、生活科や道徳の授業でも活用できる多面的な教材となっていますね。

世代を超えて共有できる

「さんぽ」は1988年から歌われ続けているため、親世代も子ども時代に歌った経験がある方が多いです。

家庭でも学校でも、世代を超えて一緒に歌えるという点が、この歌の大きな魅力です。

さまざまなバージョンと広がり

「さんぽ」は、オリジナル版以外にもさまざまなバージョンやカバーが存在します。

2026年現在も、YouTubeなどの動画配信プラットフォームで多数のカバー動画が公開されています。

井上あずみさんによるオリジナル版

やはり最も有名なのは、井上あずみさんが歌うオリジナル版です。

映画のエンディングで流れるこのバージョンは、多くの人の記憶に残る名演ですね。

CDやデジタル配信でも聴くことができ、今でも高い人気を誇っています。

子ども向けアレンジ版

YouTubeでは、「トトロ15匹探し」などのゲーム要素を加えた動画が人気です。

歌を聴きながら画面の中に隠れているトトロを探すという遊びで、子どもたちの集中力を高める効果もあります。

幼稚園や保育園でも活用されることが多いコンテンツですね。

AI歌声版(NEUTRINO)

最近では、NEUTRINO(ニュートリノ)というAI歌声合成ソフトによるカバー版も登場しています。

技術の進歩により、人間の歌声に近い自然な歌唱が可能になり、新しい楽しみ方が広がっていますね。

合唱版・器楽版

学校の音楽発表会などでは、合唱版や器楽演奏版も人気です。

リコーダーや鍵盤ハーモニカでの演奏にも適しており、初めて合奏を体験する子どもたちにとって良い教材となっています。

SNSでの反響と人々の声

「さんぽ」は、SNSでもしばしば話題になる楽曲です。

特に、子育て中の親御さんや教育関係者、そして懐かしさを感じる大人たちから、さまざまな声が寄せられています。

子育て世代からの声

SNSでは「子どもが『さんぽ』を覚えて毎日歌っている」という投稿が数多く見られます。

「保育園で習ってきて、散歩に行くときは必ず歌っている」「車の中で何度もリピートしている」といった微笑ましいエピソードが共有されていますね。

また、「自分も子どもの頃に歌っていたから、一緒に歌えるのが嬉しい」という世代を超えた共感の声も多いです。

教育関係者からの評価

幼稚園教諭や小学校教員の方々からは、「子どもたちが楽しそうに歌う姿を見るのが嬉しい」という声が上がっています。

「運動会や遠足で『さんぽ』をBGMにすると、子どもたちのテンションが上がる」という活用例も報告されていますね。

音楽教育の観点からも、導入曲として優れていると評価されています。

大人の懐かしさと再発見

大人になってから改めて歌詞を読んで、「こんなに素敵な内容だったんだ」と再発見する人も多いようです。

「子どもの頃は何気なく歌っていたけれど、親になってから歌詞の意味を深く感じるようになった」というコメントも見られます。

また、「疲れているときに『さんぽ』を聴くと元気が出る」という声もあり、大人の心も癒す力があることが分かりますね。

歌詞表記の違いについて

「さんぽ」の歌詞を調べていると、表記に若干の違いがあることに気づくかもしれません。

ここでは、その違いについて整理しておきます。

ひらがな表記と漢字混じり表記

最も一般的なのは、全編ひらがなで書かれたバージョンです。

これは小学校の教科書版や子ども向けの歌集で使われる表記ですね。

一方、大人向けの歌詞サイトなどでは「歩こう 歩こう 私は元気」のように、漢字混じりで表記されることもあります。

どちらも正しい表記ですが、対象年齢によって使い分けられていると考えて良いでしょう。

作詞者名の誤記について

一部のサイトで「中川季枝子」と表記されていることがありますが、正しくは「中川李枝子」です。

「季」ではなく「李」という字を使いますので、引用する際は注意が必要ですね。

『となりのトトロ』における「さんぽ」の役割

「さんぽ」は、映画『となりのトトロ』のエンディング曲として使用されました。

映画本編では別の主題歌「となりのトトロ」が印象的ですが、エンディングで流れる「さんぽ」も作品全体の雰囲気を象徴する重要な楽曲です。

映画のテーマとの一致

『となりのトトロ』は、田舎に引っ越してきた姉妹が、自然の中で不思議な生き物トトロと出会う物語です。

「さんぽ」の歌詞に描かれる自然の風景や生き物たちは、まさに映画の舞台そのものですね。

映画を見終わった後に「さんぽ」を聴くと、作品の余韻を感じながら明るい気持ちになれます。

エンディングとしての効果

映画のラストシーンでは、さつきとメイが元気に走り回る様子が描かれます。

そこに「さんぽ」の明るいメロディーが重なることで、希望に満ちた締めくくりとなっています。

物語の中で不安や悲しみを経験した姉妹が、最後には笑顔を取り戻す様子と、「さんぽ」の前向きな歌詞がリンクしていますね。

「さんぽ」を楽しむ方法

「さんぽ」をより楽しむための方法をいくつかご紹介します。

実際に散歩しながら歌う

やはり一番のおすすめは、実際に外を歩きながら歌うことです。

公園や自然の中を歩きながら「さんぽ」を口ずさむと、歌詞の世界をリアルに体験できますね。

お子さんと一緒に散歩するときのBGMとしても最適です。

楽器で演奏してみる

メロディーがシンプルなので、初心者でも演奏しやすい楽曲です。

ピアノ、ギター、リコーダーなど、さまざまな楽器で挑戦できますね。

楽譜も多数出版されているので、音楽を楽しむ入り口としてもおすすめです。

映画と一緒に楽しむ

『となりのトトロ』を見た後に「さんぽ」を聴くと、より深く作品の世界観を味わえます。

映画の名シーンを思い出しながら聴くことで、新たな発見があるかもしれませんね。

まとめ:「さんぽ」は時代を超えた名曲

「となりのトトロ」の主題歌「さんぽ」の歌詞は、自然の中を元気に歩く子どもたちの姿を、温かく優しい言葉で描いた作品です。

作詞・中川李枝子さん、作曲・久石譲さん、歌唱・井上あずみさんという豪華な布陣によって生み出された「さんぽ」は、1988年の誕生以来、世代を超えて愛され続けています

小学校の教科書にも掲載され、多くの子どもたちが最初に学ぶ歌の一つとなっている「さんぽ」。

その歌詞には、自然との触れ合い、冒険心、友情、健康的な生活といった普遍的な価値が込められています。

現代においても、YouTubeでのカバー動画やAI歌声版など、新しい形で楽しまれ続けているのは、この歌が持つ魅力の証ですね。

「さんぽ」の歌詞を改めて読み返してみると、シンプルながらも深いメッセージに気づくことができるでしょう。

さあ、外へ出かけよう

「さんぽ」の歌詞を知ったあなたは、きっと外を歩きたくなっているのではないでしょうか。

天気の良い日には、ぜひ「あるこう あるこう わたしはげんき」と口ずさみながら、近所を散歩してみてください。

普段は気づかなかった小さな自然の変化や、季節の移ろいを発見できるかもしれませんね。

お子さんがいる方は、一緒に「さんぽ」を歌いながら公園へ出かけてみましょう。

きっと、映画の中のさつきとメイのように、キラキラした笑顔が見られるはずです。

「さんぽ」は、ただの歌ではなく、私たちに外へ出て、自然と触れ合う喜びを思い出させてくれるメッセージなのです。

さあ、今日はどんな道を歩きますか?

「どんどんいこう」の気持ちで、あなたも新しい発見を探しに出かけてみてくださいね。

キーワード: となりのトトロ さんぽ 歌詞