
スタジオジブリの名作『となりのトトロ』に登場する、しっかり者の姉・さつき。
その明るく責任感のある声を演じた声優が誰なのか、気になっている方も多いのではないでしょうか?
実は、さつき役を務めたのは、アニメファンなら誰もが知る人気声優・日高のり子さんなんです。
この記事では、日高のり子さんがどのような経緯でさつき役に抜擢されたのか、そしてオーディションの裏話や、声優としてのキャリア、現在の活動状況まで、詳しくご紹介していきますね。
となりのトトロのさつき役声優は日高のり子さん

結論から申し上げますと、1988年公開の『となりのトトロ』で草壁さつき役を演じたのは、声優の日高のり子さんです。
日高のり子さんは1962年5月31日生まれ、東京都千代田区九段出身の声優・女優・ナレーターで、現在はビッグ・マウント所属されています。
『タッチ』の浅倉南役や『らんま1/2』の天道あかね役など、数々の人気キャラクターを演じてきたベテラン声優さんなんですね。
さつきは小学6年生の元気で責任感の強い少女で、病気のお母さんを気遣いながら妹のメイの面倒を見る、しっかり者のお姉さんというキャラクター。
日高さんの明るくも温かみのある声が、さつきの魅力を存分に引き出していました。
なぜ日高のり子さんがさつき役に選ばれたのか
声優デビューから『となりのトトロ』まで
日高のり子さんが声優を目指したきっかけは、意外にもラジオ番組のリスナー投書がきっかけでした。
1984年に『超時空騎団サザンクロス』で声優デビューを果たし、翌1985年には『タッチ』の浅倉南役で一躍知名度を上げることになります。
実は日高さん、声優になった当初から「宮崎駿作品に出演すること」を目標に掲げていたそうなんです。
そして『となりのトトロ』で、その夢を見事に達成されたんですね。
オーディションの裏話
さつき役のオーディションについて、日高さん自身が興味深いエピソードを語っています。
オーディションは音響監督・斯波重治さんの紹介で受けることになったそうですが、実はオーディションの時点では作品名すら知らされていなかったとのこと。
指定されたセリフを「少し声を高く」という指示だけで読む形式だったそうで、日高さん本人は「絶対落ちた」と思っていたそうです。
それでも合格したということは、日高さんの声がさつきのキャラクターに完璧にマッチしていたということなんでしょうね。
宮崎駿監督との出会い
声優として既に実績を積んでいた日高さんにとって、宮崎駿作品への出演は特別な意味を持っていました。
当時、スタジオジブリの作品は声優業界でも憧れの的。
日高さんが目標として掲げていた夢が、『となりのトトロ』という不朽の名作で叶ったことは、本当に運命的だったと言えるでしょう。
さつきという、子どもらしさと大人びた一面を併せ持つ難しい役柄を、日高さんは見事に演じきりました。
他の共演キャスト陣
『となりのトトロ』では、日高さん以外にも豪華なキャストが集結しています。
- メイ役:坂本千夏さん
- トトロ役:高木均さん
- 母親(ヤス子)役:島本須美さん
- 父親役:糸井重里さん
特に妹のメイ役を演じた坂本千夏さんとの掛け合いは、姉妹の絆を見事に表現していましたね。
また、コピーライターの糸井重里さんが父親役を演じるなど、声優以外の方も起用する宮崎監督ならではのキャスティングも話題となりました。
日高のり子さんの代表作とキャリア
『タッチ』浅倉南役で大ブレイク
日高のり子さんの名前を一躍有名にしたのが、1985年から放送された『タッチ』の浅倉南役です。
国民的人気を誇ったあだち充原作のこの作品で、ヒロイン・南ちゃんの声を演じたことで、日高さんは一気にトップ声優の仲間入りを果たしました。
明るく前向きで、それでいて繊細な南ちゃんのキャラクターを、日高さんの声が完璧に表現していましたね。
『らんま1/2』天道あかね役
1989年から放送された『らんま1/2』では、主人公・らんまの許嫁である天道あかねを演じました。
気が強く武道の達人でありながら、乙女な一面も持つあかねというキャラクターも、日高さんの演技の幅を広げる重要な役どころでした。
この作品でも、日高さんの持つ「元気で明るいけれど繊細」という声質が存分に活かされていました。
その他の代表作
日高のり子さんは、他にも数多くの人気作品に出演されています。
- 『トップをねらえ!』
- 『ふしぎの海のナディア』
- 『犬夜叉』
- 『名探偵コナン』
特に『トップをねらえ!』や『ふしぎの海のナディア』といったSF・冒険作品でも、その演技力を発揮されていますね。
ジャンルを問わず活躍できるのが、日高さんの大きな魅力なんです。
日高のり子さんの現在の活動
ナレーション業での活躍
2024年現在、日高のり子さんはアニメ声優だけでなく、ナレーターとしても幅広く活躍されています。
NHKの人気番組「あさイチ」や「cool japan」のナレーションを担当されており、多くの視聴者に日高さんの声が届けられています。
また、Eテレの人形劇「ざわざわえんのがんペーちゃん」や「Why!?プログラミング」など、子ども向け番組でも活躍されているんですね。
デビュー40周年記念アルバム発売
2024年12月2日には、デビュー40周年を記念したベストアルバム『Noriko Hidaka All Time Best~40 Dramatic Songs~』が発売されました。
声優として、そして歌手としても長年活動してきた日高さんの集大成とも言える作品です。
40年という長いキャリアの中で、多くのファンに愛され続けてきたことが、このアルバムからも伝わってきますね。
舞台やCMでの活動
日高さんは声優業だけでなく、舞台やCMなど、多方面で活動を続けています。
現在もビッグ・マウント所属として精力的に活動されており、声優の枠を超えた表現者として、様々な分野で活躍されているんです。
ベテランとなった今も変わらぬ情熱で仕事に取り組む姿勢は、多くの後輩声優たちの模範となっていますね。
ファンの声とSNSでの反応
さつき役への評価
SNSでは、日高のり子さんのさつき役について、今でも多くのファンから称賛の声が上がっています。
「さつきの声は日高のり子さん以外考えられない」という意見や、「何度観ても、さつきの優しさが伝わってくる演技」といった声が見られますね。
特に、母親を想う気持ちとメイを守ろうとする姉としての強さを、声だけで表現した演技力が高く評価されています。
『となりのトトロ』放送時の反応
テレビで『となりのトトロ』が放送されるたびに、SNSでは「やっぱり日高のり子さんの声が最高」「さつきの声を聴くと安心する」といったコメントで溢れます。
公開から35年以上経った今でも、多くの人々に愛され続けている作品だからこそ、日高さんの演技も色褪せることなく輝き続けているんですね。
ファンの間では「ジブリ作品の中でも、さつきの声は特に印象的」という評価も多く見られます。
他作品との比較
日高のり子さんの演じたキャラクターの中で、どれが一番好きか、というファン同士の議論も盛んです。
「南ちゃんも好きだけど、さつきの包容力のある声が一番」という意見もあれば、「あかねの元気さとさつきの優しさ、どちらも日高さんだからこその魅力」という声もありますね。
どの役も日高さんの個性が活かされながら、それぞれ全く違うキャラクターとして成立しているのが、プロの声優としての技術の高さを物語っています。
まとめ:さつきの声は日高のり子さんの代表作の一つ
『となりのトトロ』の草壁さつき役を演じたのは、声優・日高のり子さんです。
1988年の公開以来、35年以上にわたって愛され続けているこの作品で、日高さんは小学6年生の責任感ある姉という難しい役どころを見事に演じきりました。
オーディションでは作品名も知らされず、「絶対落ちた」と思っていたという裏話も印象的でしたね。
『タッチ』の浅倉南役や『らんま1/2』の天道あかね役など、数々の人気キャラクターを演じてきた日高さんにとって、さつき役は宮崎駿作品への出演という夢を叶えた特別な役でもありました。
現在も2024年時点でナレーターや舞台など幅広く活躍されており、デビュー40周年記念アルバムも発売されるなど、精力的に活動を続けています。
ファンからは今でも「さつきの声は日高のり子さん以外考えられない」と高い評価を受けており、その演技は時代を超えて多くの人々の心に残り続けているんですね。
あなたも『となりのトトロ』を観返してみませんか?
日高のり子さんのさつき役について知ったことで、『となりのトトロ』をもう一度観たくなったのではないでしょうか。
子どもの頃に観た時とは違う感動や、日高さんの演技の細やかさに改めて気づくことができるはずです。
声優という仕事の奥深さ、そしてキャラクターに命を吹き込む技術の素晴らしさを、ぜひ実際に作品を観ながら感じてみてください。
日高のり子さんの他の作品も合わせてチェックすれば、声優としての幅広い演技力をより深く楽しめますよ。
何度観ても新しい発見がある『となりのトトロ』、今夜にでもぜひご覧になってみてくださいね。