
1988年に公開され、今なお多くの人々に愛され続けている「となりのトトロ」。
テレビで放送されるたびに話題になり、世代を超えて楽しまれているこの名作ですが、実は声優陣も非常に豪華で興味深いメンバーが揃っているんです。
サツキやメイの声を演じたのは誰だったのか、トトロの声の正体は、そしてあの糸井重里さんが声優として参加していたことをご存知でしょうか?
この記事では、となりのトトロに出演した声優キャストを主役から脇役まで詳しくご紹介します。
懐かしいあのキャラクターの声の主が誰だったのか、きっと新しい発見があるはずですよ。
となりのトトロの声優キャスト一覧

となりのトトロの声優キャストは、主役の草壁サツキを日高のり子さん、妹のメイを坂本千夏さん、そして森の主トトロを高木均さんが演じています。
父親役には意外にもコピーライターの糸井重里さんが起用され、母親役は「風の谷のナウシカ」でナウシカを演じた島本須美さんが担当しました。
ネコバス役は龍田直樹さん、近所のカンタ役は雨笠利幸さん、カンタのばあちゃん役は北林谷栄さんなど、実力派の声優・俳優陣が脇を固めています。
さらに、端役にはTARAKOさんや大谷育江さんといった、後に大活躍する声優さんたちも参加していたんですね。
主要キャラクターの声優を詳しく解説
草壁サツキ役:日高のり子
小学6年生のしっかり者の姉サツキを演じたのは、日高のり子さんです。
1962年生まれの日高さんは、「タッチ」の浅倉南役で国民的人気を獲得した声優さんですね。
となりのトトロでは、母親の入院中に妹の面倒を見ながら家事もこなす、健気で優しいサツキの姿を見事に表現されています。
明るく元気でありながら、時折見せる不安な表情や、メイを心配する姉の気持ちが声から伝わってきます。
草壁メイ役:坂本千夏
4歳の天真爛漫な妹メイを演じたのは、坂本千夏さんです。
実は坂本さんは「風の谷のナウシカ」でも端役で出演した経歴があり、スタジオジブリ作品とは深い縁があるんですね。
メイの無邪気で元気いっぱいな性格、そして「トトロ!」と叫ぶあの印象的な声は、坂本さんならではの魅力です。
子どもらしい発音やイントネーション、感情表現が非常にリアルで、多くの視聴者の心を掴みました。
草壁タツオ(とうさん)役:糸井重里
サツキとメイの父親役を演じたのは、なんとコピーライターの糸井重里さんです。
「MOTHERシリーズ」のゲームデザイナーとしても知られる糸井さんが声優を務めるのは非常に珍しいことでした。
もともと糸井さんは「となりのトトロ」の宣伝コピーを担当していたのですが、そこから父親役に抜擢されたという経緯があります。
優しく穏やかで、子どもたちを信頼している父親像が、糸井さんの自然な声の演技によって見事に表現されていますね。
草壁ヤス子(かあさん)役:島本須美
入院中の母親ヤス子を演じたのは、島本須美さんです。
島本さんは「風の谷のナウシカ」で主人公ナウシカを演じたことで知られる、ジブリ作品には欠かせない声優さんの一人です。
病床にありながらも明るく前向きで、家族への愛情に溢れた母親の姿を、温かみのある声で表現されています。
登場シーンは多くありませんが、その存在感は物語全体に深い影響を与えていますね。
トトロ役:高木均
森の精霊トトロを演じたのは、高木均さんです。
高木さんは俳優・声優として幅広く活躍され、「ムーミン」のムーミンパパ役などでも知られています。
トトロのあの低く響く声や、「ドゥオー」という独特の鳴き声は、高木さんならではの表現力によるものです。
残念ながら高木さんは2015年に亡くなられましたが、トトロの声は永遠に語り継がれる名演となっています。
ネコバス役:龍田直樹
不思議な猫型バス「ネコバス」を演じたのは、龍田直樹さんです。
龍田さんは「ドラえもん」のスネ夫役などで活躍されている実力派声優さんですね。
ネコバスの「ニャーー」という鳴き声や、風を切って走る時の独特な声は、龍田さんの演技力が光っています。
キャラクターの持つ神秘的で愛らしい雰囲気を、声だけで見事に表現されました。
大垣勘太(カンタ)役:雨笠利幸
サツキのクラスメイトで、引っ込み思案ながら優しい少年カンタを演じたのは、雨笠利幸さんです。
最初はサツキに対して素っ気ない態度を取りながらも、実は気にかけている少年の微妙な心理を上手に表現されています。
照れ屋で不器用な男の子の姿が、声からリアルに伝わってきますね。
カンタのばあちゃん役:北林谷栄
近所のおばあちゃんで、サツキたちを温かく見守るカンタのばあちゃんを演じたのは、北林谷栄さんです。
女優としても長年活躍された北林さんは、1997年に亡くなられました。
田舎の優しいおばあちゃんの人柄が、声からにじみ出ていて、視聴者に安心感を与えてくれます。
脇を固める実力派声優たち
本家のおばあちゃん役:鈴木れい子
草壁家が引っ越してきた家の持ち主である本家のおばあちゃんを演じたのは、鈴木れい子さんです。
出番は少ないものの、地域の人々の温かさを象徴するキャラクターとして重要な役割を果たしています。
森山玲子先生役:鷲尾真知子
学校の先生を演じたのは、女優としても活躍する鷲尾真知子さんです。
優しく生徒たちを見守る先生の姿を、落ち着いた声で表現されています。
カンタの母役:丸山裕子
カンタの母親を演じたのは、丸山裕子さんです。
田舎の働き者のお母さんという役柄を、親しみやすい声で演じられました。
草刈り男役:千葉繁
草刈りをしている男性を演じたのは、千葉繁さんです。
千葉さんは数多くのアニメ作品で活躍する超ベテラン声優さんで、小さな役でもその存在感を発揮されています。
端役に隠れた豪華声優陣
となりのトトロには、後に大活躍する声優さんたちが端役で多数参加していました。
TARAKOさんは「ちびまる子ちゃん」の主人公まる子役で国民的人気を得ましたし、大谷育江さんは「ポケットモンスター」のピカチュウ役で世界中に知られる存在になりました。
このように、となりのトトロは声優界にとっても特別な作品だったんですね。
となりのトトロ声優キャストの魅力と反響
ファンが語るキャストの魅力
「となりのトトロ」の声優キャストについて、SNSではさまざまな声が上がっています。
特に多いのが「日高のり子さんのサツキが完璧すぎる」という意見です。
しっかり者の姉でありながら、まだ子どもらしさも残るサツキの複雑な心情を見事に表現していると評価されていますね。
また、「坂本千夏さんのメイが可愛すぎて何度見ても癒される」という声も多く見られます。
メイの天真爛漫な性格と無邪気な言動が、坂本さんの演技によってより魅力的になっているという評価です。
糸井重里さんの父親役が話題に
SNSでは「糸井重里さんが声優をやっていたなんて知らなかった!」という驚きの声も多数見られます。
プロの声優ではないにもかかわらず、自然体で温かみのある父親像を作り上げたことが高く評価されているんですね。
「理想の父親像」「こんなお父さんが欲しかった」といった感想も寄せられていて、糸井さんの演技が多くの人の心に響いたことがわかります。
トトロの声の印象深さ
高木均さんが演じたトトロの声について、ファンからは「あの低い声がトトロのキャラクターにぴったり」という意見が多く見られます。
「ドゥオー」という独特の鳴き声は、子どもたちが真似したくなるような魅力があり、トトロというキャラクターを象徴する要素になっていますね。
高木さんが2015年に亡くなられた際には、多くのファンが追悼の言葉を寄せ、トトロの声を永遠に忘れないと誓っていました。
英語版キャストとの比較
ディズニー版の豪華キャスト
となりのトトロは英語版も制作されており、こちらも非常に豪華なキャストが起用されています。
サツキ役をダコタ・ファニングさん、メイ役をエル・ファニングさんという、実の姉妹が演じているんです。
ハリウッドで活躍する姉妹女優が本当の姉妹役を演じるという、非常に話題性のあるキャスティングでした。
日本版とはまた違った魅力があり、英語圏のファンにも深く愛されている作品となっています。
制作の裏側とキャスティングの秘話
糸井重里さんが父親役になった経緯
糸井重里さんが父親役に起用された背景には、興味深いエピソードがあります。
もともと糸井さんは「となりのトトロ」の宣伝コピーを担当していたのですが、その仕事ぶりや人柄が監督の宮崎駿さんの目に留まったとされています。
宣伝担当者から声優への抜擢は異例のことでしたが、結果的にこのキャスティングは大成功でした。
プロの声優ではないからこそ出せる自然な演技が、作品に独特の温かみを与えたんですね。
スタジオジブリとの深い縁
島本須美さんや坂本千夏さんなど、複数のスタジオジブリ作品に出演している声優さんたちがいることも注目ポイントです。
特に島本須美さんは「風の谷のナウシカ」のナウシカ役という代表作があり、ジブリ作品には欠かせない存在となっています。
このように、スタジオジブリは信頼できる声優さんたちと長期的な関係を築いてきたんですね。
2024年の最新情報
テレビ放送での反響
2024年8月23日にテレビ放送された際には、改めてキャスト情報が注目を集めました。
SNSでは「何度見ても声優陣が豪華」「今見ても全然古く感じない」といった声が多数上がっていますね。
放送のたびにトレンド入りする「となりのトトロ」ですが、声優キャストの素晴らしさも話題の一つになっています。
リバイバル上映とストリーミング配信
となりのトトロは現在もリバイバル上映やストリーミング配信が継続中です。
新規のキャスト変更などの情報はなく、1988年公開時のオリジナルキャストのまま楽しむことができます。
世代を超えて愛され続けるこの作品を、いつでも視聴できる環境が整っているのは嬉しいことですね。
となりのトトロが愛され続ける理由
声優陣の演技力
となりのトトロが36年以上経った今でも色褪せない魅力を持っているのは、間違いなく声優陣の演技力が大きな要因です。
キャラクターそれぞれの個性を活かした声の表現、感情の込め方、間の取り方など、すべてが高いレベルで実現されています。
特に子ども役を演じる日高のり子さんと坂本千夏さんの自然な演技は、何度見ても新鮮な感動を与えてくれますね。
世代を超えた普遍性
となりのトトロの声優キャストは、当時最高の人選だっただけでなく、時代を超えても通用する普遍性を持っています。
過度に演技的でない自然な声の表現は、現代の視聴者が見ても違和感がありません。
これは宮崎駿監督の演出力と声優陣の実力が見事に融合した結果なんですね。
興行成績と文化的影響
となりのトトロは公開当時、国内興行収入約46億円を記録し、当時の歴代4位相当の大ヒットとなりました。
その後もテレビ放送のたびに高視聴率を記録し、日本文化を代表する作品として国内外で高い評価を受けています。
この成功の裏には、素晴らしいストーリーや映像美だけでなく、声優キャストの貢献も大きかったと言えるでしょう。
まとめ:となりのトトロの声優キャストの魅力
となりのトトロの声優キャストは、主役の日高のり子さん、坂本千夏さんをはじめ、糸井重里さん、島本須美さん、高木均さん、龍田直樹さんなど、非常に豪華で実力派のメンバーが揃っています。
プロの声優だけでなく、コピーライターの糸井重里さんが父親役を演じるという異例のキャスティングも話題となりました。
端役にはTARAKOさんや大谷育江さんなど、後に大活躍する声優さんたちも参加しており、声優界にとっても特別な作品だったことがわかります。
1988年の公開から36年以上経った現在でも、これらの声優陣の演技は全く色褪せることなく、世代を超えて多くの人々に感動を与え続けています。
残念ながら高木均さんや北林谷栄さんなど、すでに亡くなられた方もいらっしゃいますが、その声は作品の中で永遠に生き続けています。
となりのトトロを次に見る機会があったら、ぜひ声優さんたちの演技にも注目してみてください。
キャラクターの表情や動きだけでなく、声の表現にこそ込められた深い感情や細かな演技に気づくはずです。
そうすることで、この名作をより深く味わうことができますよ。
お気に入りのキャラクターの声優さんについて調べてみたり、他の出演作品をチェックしてみるのも楽しいかもしれませんね。
となりのトトロは、何度見ても新しい発見がある素晴らしい作品です。
声優キャストの魅力を知った今、改めてこの不朽の名作を楽しんでみてはいかがでしょうか。