
高畑勲監督の最後の長編作品として知られる『かぐや姫の物語』。
美しい水彩画のようなタッチで描かれたこの作品を、ジブリパークで体験したいと思っている方も多いのではないでしょうか。
実は、ジブリパークには『かぐや姫の物語』の世界を楽しめる展示があり、2025年12月には新しい内容にリニューアルされています。
さらに、2026年1月には金曜ロードショーでの放送も予定されており、映画とパークの両方で作品を楽しめる絶好のタイミングです。
この記事では、ジブリパークでの展示内容や最新情報、訪問する際のポイントまで、詳しくご紹介します。
『かぐや姫の物語』はジブリパークの「ジブリの大倉庫」で体験できます

『かぐや姫の物語』は、ジブリパークの中核エリア「ジブリの大倉庫」で展示されており、作品の名場面を再現したフォトスポットとして楽しむことができます。
2025年12月17日には展示内容が新しくリニューアルされ、以前とは異なる名場面を体験できるようになりました。
『千と千尋の神隠し』と並んで展示されているため、両作品の世界観を同時に味わえる贅沢な空間となっています。
写真撮影も可能なので、作品の美しいシーンを背景に思い出を残すことができます。
なぜジブリパークに『かぐや姫の物語』の展示があるのか

高畑勲監督の遺作として重要な作品だから
『かぐや姫の物語』は、高畑勲監督がスタジオジブリで手がけた最後の長編作品です。
2013年11月23日に公開されたこの作品は、『火垂るの墓』『おもひでぽろぽろ』『平成狸合戦ぽんぽこ』『ホーホケキョ となりの山田くん』に続く高畑監督の集大成とも言える作品。
前作『となりの山田くん』から約14年のブランクを経て完成したため、監督の情熱と技術の全てが注ぎ込まれた特別な作品なのです。
ジブリパークがスタジオジブリの全作品を大切に扱う施設である以上、この重要な作品を展示するのは自然な流れですね。
独特の美術表現が体験型展示に適しているから
『かぐや姫の物語』最大の特徴は、水彩画や鉛筆画のような手描きの線と色彩です。
従来のアニメーションとは一線を画す、絵巻物のような美しいビジュアル表現が高く評価されています。
この独特の美術性は、静止した展示としても十分に魅力が伝わるため、フォトスポットとしての相性が抜群です。
来場者は、まるで絵画の中に入り込んだような感覚で写真を撮ることができます。
日本の古典文学をテーマにした作品だから
『かぐや姫の物語』は、日本最古の物語とされる『竹取物語』をモチーフにしています。
日本人なら誰もが知っている古典文学を、現代のアニメーション技術で蘇らせた作品として、国内外で高い評価を受けました。
ジブリパークは愛知県という日本の中心部に位置し、日本文化を世界に発信する役割も担っています。
日本の伝統文化を題材にした『かぐや姫の物語』は、その趣旨にぴったり合う作品なのです。
2026年の金曜ロードショー放送との相乗効果を狙っているから
2026年1月9日21時から、日本テレビ系「金曜ロードショー」で『かぐや姫の物語』がノーカット・60分拡大で放送されます。
1月2日の『千と千尋の神隠し』に続く2週連続のジブリ特集として編成されており、大きな注目を集めています。
ジブリパーク公式サイトでもこの放送情報が告知されており、「テレビで観た作品の世界をパークで体験してほしい」という意図が読み取れます。
テレビ放送をきっかけに作品に興味を持った人が、その後ジブリパークを訪れるという流れを作ることで、パークの集客にもつながる戦略となっています。
『かぐや姫の物語』展示の具体的な内容と楽しみ方
2025年12月のリニューアルで何が変わったのか
2025年12月17日に、『かぐや姫の物語』の展示が「新しい名場面」にリニューアルされました。
以前の展示から内容が更新されているため、過去に訪れたことがある方でも新鮮な気持ちで楽しむことができます。
具体的にどのシーンが展示されているかは公式サイトで詳しく紹介されていませんが、作品の中でも特に印象的な場面が選ばれているとされています。
かぐや姫が竹の中から生まれるシーンや、美しい着物を着た姿、月に帰るクライマックスなど、様々な名場面が候補に挙がりますね。
『千と千尋の神隠し』展示との相乗効果
「ジブリの大倉庫」では、『千と千尋の神隠し』と『かぐや姫の物語』の展示が並んで配置されています。
2026年1月の金曜ロードショーでも両作品が連続で放送されることから、この2作品をセットで楽しむ企画になっています。
『千と千尋の神隠し』は宮崎駿監督、『かぐや姫の物語』は高畑勲監督と、ジブリを代表する2人の巨匠の作品を同時に体験できるのが魅力です。
対照的な作風を持つ両作品を比較しながら鑑賞することで、スタジオジブリの多様性と奥深さを実感できるでしょう。
写真撮影のポイント
『かぐや姫の物語』の展示では、作品の世界観を背景にした写真撮影が可能です。
水彩画のような柔らかなタッチの背景は、どんな角度から撮っても美しい写真になります。
特に自然光が入る時間帯に訪れると、作品の持つ繊細な色彩がより引き立つのでおすすめです。
SNSに投稿する際は、「#ジブリパーク」「#かぐや姫の物語」「#ジブリの大倉庫」などのハッシュタグを付けると、同じようにジブリを愛する人たちとつながることができますよ。
SNSやファンの声から見る『かぐや姫の物語』×ジブリパークの反応
金曜ロードショー放送決定に対する盛り上がり
2026年1月9日の金曜ロードショー放送決定のニュースは、SNS上で大きな話題となりました。
「久しぶりに観られる!」「ジブリパークに行く前に予習しよう」という声が多く見られます。
特にノーカット・60分拡大での放送という点が、ファンにとって嬉しいポイントのようです。
作品の美しさを十分に味わえる形での放送に、期待の声が高まっています。
展示リニューアルへの期待
2025年12月の展示リニューアルについても、「新しい場面が観られるなら、また行きたい」という声が多数上がっています。
一度訪れた方からは「前回とどう変わったのか気になる」「リピート訪問の良い理由になる」といったコメントも。
ジブリパークは何度訪れても新しい発見があると言われていますが、展示内容が定期的に更新されることで、その魅力がさらに増していますね。
作品の美術性を体験できることへの評価
「映画館で観た時の感動を、パークでも味わえた」という感想も多く見られます。
『かぐや姫の物語』の独特な美術表現は、大画面で観ることでその魅力が最大限に発揮されますが、展示でもその雰囲気を十分に感じられるとのこと。
「まるで絵巻物の中に入り込んだよう」「日本の美意識が詰まった空間」といった、作品の芸術性を評価する声が目立ちます。
高畑監督が追求した日本美の表現が、展示を通じて多くの人に届いているようですね。
ジブリパークで『かぐや姫の物語』を楽しむための実践ガイド
チケットの予約方法と注意点
ジブリパークのチケットは、日付・入場時間指定制となっています。
数か月前からオンラインで販売が開始されるため、訪問予定日が決まったら早めに公式サイトをチェックしましょう。
特に週末や長期休暇期間は混雑するため、希望の日時のチケットを確保するには早めの行動が必要です。
2025年4月からチケット制度がリニューアルされ、エリア券が新設されるなど、より柔軟な選択肢が用意されています。
訪問時期のおすすめ
2026年1月の金曜ロードショー放送後は、来場者が増えることが予想されます。
混雑を避けたい方は、平日の午前中や、放送から少し時間が経った2月以降の訪問がおすすめです。
ただし、年末年始は休業期間が設定されることがあります。
例えば2025年12月29日から2026年1月3日まで休業といった情報もあるため、訪問前に必ず営業日を確認してください。
「ジブリの大倉庫」の回り方
「ジブリの大倉庫」は、ジブリパークの中でも特に見どころが多いエリアです。
『かぐや姫の物語』の展示だけでなく、様々な作品の展示や体験コーナーが用意されています。
効率よく回るためには、入場前に見たい展示の優先順位を決めておくと良いでしょう。
人気の展示は混雑することもあるので、開館直後や閉館間際の時間帯を狙うのも一つの方法です。
他のエリアとの組み合わせ
ジブリパークには、「ジブリの大倉庫」以外にも魅力的なエリアがあります。
2024年3月16日に開園した「魔女の谷」など、新しいエリアも続々と登場しています。
一日で全てを回るのは難しいかもしれませんが、2025年3月には「愛・地球博記念公園を巡るスタンプラリー」なども開催されており、パーク全体を楽しむ企画も用意されています。
時間に余裕を持って訪問し、ゆっくりと各エリアを巡るのがおすすめですよ。
『かぐや姫の物語』という作品の魅力を再確認
『竹取物語』を現代に蘇らせた挑戦
『かぐや姫の物語』は、『竹取物語』という古典文学を、21世紀のアニメーションとして再構築した作品です。
誰もが知っている物語だからこそ、高畑監督は新しい解釈と表現方法を追求しました。
かぐや姫の内面や、彼女を取り巻く人々の心情を丁寧に描くことで、千年以上前の物語に現代的な共感を生み出すことに成功しています。
革新的なアニメーション表現
この作品の最大の特徴は、その独特のビジュアル表現です。
輪郭線が揺れ動き、色彩が水彩画のように滲む表現は、従来のアニメーションの常識を覆すものでした。
デジタル技術が主流となった現代において、手描きの温かみと日本画の美意識を融合させた挑戦的な作品です。
この表現方法は、制作に膨大な時間と労力を要しましたが、その甲斐あって唯一無二の映像美を実現しています。
宮崎駿監督も絶賛した作品
同じスタジオジブリの宮崎駿監督も、『かぐや姫の物語』の美術性や表現の革新性について高く評価しています。
ジブリファンの間では、宮崎監督が本作に寄せたコメントが話題となり、両監督の相互リスペクトの関係が改めて注目されました。
異なるスタイルを持つ2人の巨匠が、互いの作品を認め合いながら切磋琢磨してきた歴史が、スタジオジブリの豊かな作品群を生み出してきたのです。
まとめ:『かぐや姫の物語』はジブリパークで名場面展示として楽しめます
『かぐや姫の物語』は、ジブリパークの「ジブリの大倉庫」で展示されており、作品の名場面を再現したフォトスポットとして体験できます。
2025年12月17日には展示内容が新しくリニューアルされ、これまでとは異なる場面を楽しむことができるようになりました。
2026年1月9日には金曜ロードショーでノーカット放送も予定されており、映画とパークの両方で作品世界を堪能できる絶好のタイミングです。
高畑勲監督の最後の長編作品として、また日本の古典文学を現代アニメーションで蘇らせた作品として、『かぐや姫の物語』は特別な位置づけにあります。
チケットは日付・入場時間指定制なので、訪問を計画される方は早めに公式サイトで予約状況を確認してくださいね。
あなたも『かぐや姫の物語』の世界を体験してみませんか
水彩画のような美しい映像、心に響く物語、そして高畑監督が込めた日本の美意識。
『かぐや姫の物語』には、何度観ても新しい発見がある深い魅力があります。
まだ作品を観たことがない方は、2026年1月9日の金曜ロードショーをぜひご覧ください。
そして、映画で感動したその世界を、ジブリパークで実際に体験してみてはいかがでしょうか。
リニューアルされた展示は、きっとあなたに新しい感動をもたらしてくれるはずです。
写真撮影も可能なので、作品の美しい世界を背景に、大切な人との思い出を残すこともできます。
ジブリパーク公式サイトで最新情報とチケット販売スケジュールをチェックして、あなたの訪問計画を立ててみてくださいね。
『かぐや姫の物語』の世界が、あなたを待っています。