家族が亡くなった後の手続き・流れ

生命保険(死亡保険金)をもらう流れ。生命保険の請求方法

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葬儀代が高いと思いませんか?
請求金額を見て数百万円という金額結構あることです。シンプルなプランでお葬式をしたつもりなのに、気がついたらオプションが多すぎて金額にびっくり。こうなったら以前生命保険を契約していた分を解約してお支払いに当てる人も多いのではないでしょうか。

今回は、葬儀代を生命保険の保険金で当てたい人のために手続きの方法について説明していきます。

生命保険(死亡保険金)をもらう流れ

大切なご家族が亡くなったら…
取り返しのつかないことになる前にまずは大まかな手順を知っておいてください!
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葬儀代の支払いは、葬儀社によっても違いますが一般的には葬儀をあげて1週間以内とされています。

一方生命保険の保険金を受け取るまで請求書が保険会社に届いて5日以内です。葬儀の段階でお支払いをどうするのか喪主と早めに決めておかないと間に合わなくなるので注意が必要です。

では、具体的にどのような手順で死亡保険金をもらうのか説明していきます。STEP数が多いですが、請求側がすることは意外と単純です。

STEP①保険受取人が保険会社に亡くなった旨を電話で連絡

まずは、保険を契約したときに受取人を決めています。その人が保険会社に亡くなった旨を電話で連絡します。

電話をすると、保険会社から確認事項がいくつかあります。以下は日本生命を例にどのようなことを聞かれるかまとめました。確認事項は、契約した保険会社の保険金受取についてかかれてあるので参考にしてみてくださいね。

  • 契約番号(証券記号番号) ※ご契約が複数ある場合は、全件お知らせください
  • 亡くなられた方(被保険者)の氏名
  • 亡くなられた日
  • 死亡原因[病死か事故死か自殺か、病死の場合(病名)、事故死の場合(事故の状況)]
  • 死亡保険金受取人の氏名(被保険者との続柄と連絡先)
  • 申出人の氏名(被保険者との続柄と連絡先)
  • 亡くなられる前の入院の有無

引用:日本生命

電話連絡をするときには、あらかじめ保険証券を手元においておくとスムーズにいきます。

STEP②保険会社から保険請求の手続書類一式が届く

確認が終わると、保険会社から保険請求の手続き書類一式が届きます。優先度が高いので書類が届くまで1日程度です。書類の中には、手続き書類の書き方と必要な添付書類についても説明がかいてあります。

必要な添付書類についても、契約している保険会社のサイトを参考にしてください。引き続き日本生命を例に必要な添付書類についてまとめておきます。

日本生命ー必要な添付書類

  • 手続書類
  • 死亡診断書のコピー(または死体検案書のコピー)
  • 保険受取人の本人確認書類
  • 故人のマイナンバーおよび請求人のマイナンバー
  • 事故状況報告書

引用:日本生命

ここで気をつけておきたい点は、死亡診断書のコピーです。死亡診断書は葬儀が終わると原本は手元から残りません。特に葬儀社に代理で提出する場合は、あらかじめコピーを取ってから渡してください。

STEP③保険会社に手続書類を記載の上添付書類をつけて送り返す

次に契約している保険会社に書類一式を送り返します。多くの場合、保険会社から返信用の封筒が付属されている状態で書類が届くので別途封筒を用意する手間がかかりません。切手も不要なので早めに手続を済ませておきましょう。

また書類には不備がないように、時間がないのはわかりますが2回は目を通してください。万が一不備があると、また書き直しになって間に合わなくなります。ここだけは慎重にしてください。

葬儀代に間に合わせるなら、告別式が終わるまでに書類を送り返しておきましょう。

STEP④保険会社に書類到着後精査

保険会社に送り返したら、到着後保険金を請求していいのか精査します。大まかには不備のチェックです。もし、精査で問題がなければ次のSTEPに進めます。

STEP⑤問題がなければ5日以内に保険金が振り込まれる

不備がなく、保険金を請求してもいいという判断になれば、保険受取人に保険金が振り込まれます。遅くても5日以内です。優先順位が高いので意外と早く振り込まれるので保険金を葬儀代に十分当てられます。

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生命保険を請求するときに注意しておきたいこと

ただし、生命保険を請求するときには注意点がいくつかあります。保険金を葬儀代に当てるなら請求期限は特に気にしなくてもいいです。

①請求できるのは保険受取人のみ

1つ目は、請求できる人についてです。他の手続きでは代理人が請求する場合、委任状があれば手続きができます。が、保険金の受取は、保険を契約するときに保険の受取人しか請求ができません

つまり、保険金を受け取りたいという連絡も保険受取人の人しか受け付けてくれません。今一度保険受取人が誰になっているのか整理しておく必要があります。一般的には、夫の生命保険の受取人は妻になっています。ご参考までに。

②生命保険の契約をしたときに人によってかかってくる税金が違う

2つ目は、葬儀後あまり関係ありませんが、確定申告をするときにかかってくる税金についてです。一定額以上になると確定申告をする必要があり、申告する税金の種類が違ってきます。国税庁では以下のように定められています。

契約者 保険料負担者 保険受取人 かかる税金
相続税
所得税
贈与税

③保険金の請求は死亡後3年

3つ目は、保険金の請求期限です。葬儀代に当てられる場合はすぐ請求するので問題はありません。保険金を別の使いみちで検討している人は、請求期限についても気にしておきましょう。

保険金の請求は死亡後3年と決まっています。3年を超えた場合は、請求したくても請求できません。きちんと期限内に済ませておくことをおすすめします。

生命保険の葬儀代以外使い道

今回は、葬儀代を生命保険でまかなう目的で書いています。しかし生命保険の使いみちは葬儀代金のお支払いを含め人によって違ってきます。では何のために生命保険に加入するのかまとめていきます。

配偶者の老後資金

加入目的になりますが、一番多かったのが配偶者の老後資金です。確かに残された家族が路頭に迷うことなく生活していくのは一番重要な項目です。

生命保険文化センターの平成30年度「生命保険に関する全国実態調査」によると、配偶者の老後資金のためと答えているのは27% ほどとなっています。

葬儀がはじまる前にやっておきたい行動

ここまでは、生命保険の受取の手続きについて説明してきました。生命保険を受け取るときの手続きは至って簡単です。保険と聞くと受け取るときの手続きがややこしそうと思っていませんか?

生命保険(死亡保険金)をもらう流れ でも説明しましたがまずは以下の行動をしてください。

保険会社に電話

まずは、契約している保険会社に電話することです。電話しないと手続きが始まりません。電話をするとあとは保険会社側で必要な手続書類、書類の書き方、必要な添付書類等すべて送ってくれます。

特に葬儀代を生命保険で支払うと決めていれば時間との勝負です。電話するタイミングも重要です。親戚に連絡が終わったついでに電話しておくことをおすすめします。

まとめ

今回は、生命保険(死亡保険金)をもらう請求方法について説明してきました。葬儀代を生命保険で支払うには繰り返しになりますが、時間との戦いです。

  • まずは生命保険会社に保険受取人が電話
  • 保険会社から書類を受け取る
  • 書類と必要添付書類を保険会社に送り返す
  • 保険会社で精査。問題なければ保険金が振り込まれる

なるべく早めの電話をおすすめします。手続きが完了するまで手続書類が保険会社に到着してからです。それまでの処理をいかに手短に済ませるかです。葬儀後はかなりバタバタします。特に市役所関連の手続きがあるので手続前までには保険は済ませておきましょう。

大切なご家族が亡くなったら…
取り返しのつかないことになる前にまずは大まかな手順を知っておいてください!
→ 家族が亡くなったらすること【葬儀までの流れと手順】

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